子どもがデンタルフロスを使うのは何歳から?仕上げ磨きにおすすめケア
こんにちは。
湯島駅徒歩5分の歯医者【湯島天神みか歯科クリニック】です。
お口の基本的なケア方法は「歯ブラシを使った歯磨き」です。
歯ブラシ1本でお口の汚れを6割程度落とすことができます。
さらにデンタルフロスを使えば、除去率を8割近くまで上げることが可能です。
(参考:神奈川県「今日から始めるすき間ケア~毎日のむし歯・歯周病対策~」より) >
けれども、お子さんにデンタルフロスを使っているご家庭は少なく、2022(令和4)の調査によると、「デンタルフロスや歯間ブラシを使っている」という1~4歳のお子さんは16.5%、5~9歳の場合でも39.3%という結果が出ています。
全体では50.9%の方が「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を用いてケアをしていることから、「大人の方よりも子どものデンタルフロスの使用は少ない」ということがわかります。
(参照:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要」p30 表25から算出 ) >
中には、「子どもにもデンタルフロスって使えるの?」「仕上げ磨きにどうやって使ったらいいの?」という疑問をお持ちの保護者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回は仕上げ磨きにおすすめのデンタルフロスを使い始めるタイミングと、ケア方法について説明します。
デンタルフロスを使うタイミング
一般的に、お子さんの仕上げ磨きでデンタルフロスを使い始めるのは、歯と歯の間のすき間が狭くなってきたころです。
個人差はありますが2歳ごろが目安でしょう。
すき間が狭くなってくると歯ブラシだけでは食べかすを取り除くことが難しくなってきます。
仕上げ磨きに慣れてきたら、お子さんの歯並びの状態を見てデンタルフロスを使ってみましょう。
デンタルフロスの選び方と使い方
お子さんのデンタルフロスは、ハンドル付きのホルダータイプが使いやすく、初めての方にもおすすめです。
また、子どものデリケートな歯ぐきを傷つけないよう、やわらかいフロスでできている子ども用のものを選んであげましょう。
使用するときは、歯と歯の間にデンタルフロスをそっと当て、ゆっくりと小さく動かしながら、歯と歯の間に入れて、やさしく上下に動かしながら汚れを取り除きます。
しっかり頭を固定して、力を入れ過ぎないことがポイントです。
お子さんの予防ケアのことなら当院までお気軽におたずねください
歯と歯のすき間が狭くなり、仕上げ磨きに慣れて嫌がらずに動かないようになったら、デンタルフロスを使ってみましょう。
もし、保護者の方がデンタルフロスの使用に慣れていない場合は、一緒にデンタルフロスを毎日のケアに取り入れてください。
湯島駅徒歩5分の歯科【湯島天神みか歯科クリニック】では、お子さんのペースを重視した歯科診療を行っています。
適切なお口のケア方法や仕上げ磨きの際の保護者の方へのアドバイスなどもお伝えしていますので、お子さんのお口のことなら当院までご相談ください。
待ち時間も楽しく過ごせるキッズコーナーもご用意しています。