【小児歯科】子どもの歯って何本生えるの?順番は?乳歯の4つの役割を徹底解説
こんにちは。
湯島駅徒歩5分の歯医者【湯島天神みか歯科クリニック】です。
「子どもの歯って全部で何本生えるの?」
歯が生えてきたけれど、これで全部なのか、足りているのかなど、乳歯の数が気になる方もいるでしょう。
今回は、子どもの歯は何本生えるか、生える順番や役割について解説します。
全部で子どもの歯は20本!生える順番は?
子どもの歯は20本生えます。
大人よりも本数が少ないという特徴があります。
乳歯の数と表記
子どもの歯=乳歯はA~Eで表されるため、3歳児検診などでアルファベットで聞いても、「どこの歯が生えたの?」と疑問に思われる方もいるでしょう。
まずは、歯の場所を解説します。
【A】中心の前歯
【B】中心から2番目の歯
【C】中心から3番目の歯(犬歯=糸切り歯)
【D】中心から4番目の歯(第一乳臼歯)
【E】中心から5番目の歯(第二乳臼歯)
それぞれ、上下左右に1本ずつ生えるため、それぞれの歯が4本ずつ生えます。
そのため、A~Eの5種類の歯×4本ずつ=子どもの歯は全部で20本 となります。
ただし、お子さんの中にはすべての乳歯が生えてこないケース(先天的欠如歯)や、歯と歯がひっついて生えるケース(癒着歯または融着歯)もあります。
生える順番
乳歯が生え始める生後6ヶ月前後から、お子さんに離乳食を与えることを保健センターなどで指導されます。
乳歯の生える順番は、以下を参考にしてください。
1.【A】中心の前歯
2.【B】中心から2番目の歯
3.【D】中心から4番目の歯(第一乳臼歯)
4.【C】中心から3番目の歯(犬歯=糸切り歯)
5.【E】中心から5番目の歯(第二乳臼歯)
中心の前歯である【A】から生えはじめて、中心から3番目【C】の歯と中心から4番目の【D】の歯の生える順番だけが入れ替わるのが一般的です。
(出典:厚生労働省e-ヘルスネット「卒乳時期とむし歯の関係」より) >
乳歯の役割とは?
乳歯の役割は、以下の4つです。
1.噛む
2.発音
3.顎の成長
4.永久歯の道しるべ
歯は噛む機能を果たすために生え、生きる上で重要な役割を果たします。
しっかり噛めることで、さまざまな食材の栄養を身体に取り入れて、健全な身体の成長につなげます。
それ以外にも、歯があることで言葉を発しやすくなります。
言葉を覚える時期に、乳歯はお子さんのコミュニケーションを円滑にするためには欠かせません。
また、乳歯でしっかり噛むことで健全な顎の成長を促し、永久歯が生えるスペースを確保するのです。
永久歯は生えるときに、上にある乳歯を目的地とするため、早期に乳歯をむし歯などのトラブルで失うことのないように、定期検診を受けましょう。
子どもの歯が生えたら小児歯科で定期検診を受けよう
湯島駅徒歩5分の歯科【湯島天神みか歯科クリニック】は、お子さまの歯の本数や年齢に合わせて、定期検診を行っています。
乳歯が生えたら、お口のトラブルがなくても定期検診に通院してむし歯の予防をすることが大切です。
当院は、土曜も17時半まで診療をしており、キッズコーナーを完備していますので、平日お忙しい方もお子さまとご一緒に楽しく通院していただけます。