【小児歯科】子どもの歯が抜けないけど大丈夫?抜けない理由と抜けそうな歯への対応
こんにちは。
湯島駅徒歩5分の歯医者【湯島天神みか歯科クリニック】です。
「子どもの歯が抜けないけれど大丈夫?」と、気になることがありますよね。
特に、歯が動いているのにいつまでも抜けないと、不安になるでしょう。
今回は、子どもの歯がなかなか抜けない理由と、子どもの歯がグラグラしたときの対応をお話しします。
子どもの歯がなかなか抜けない理由
乳歯(子どもの歯)がグラグラと動くこともなく、抜ける気配がないケースは、まだ生え変わりの時期ではないかもしれません。
永久歯に生え変わるのは、6歳前後からです。
ただし、生える時期になっても子どもの歯が抜けないこともあります。
まずは、子どもの歯がなかなか抜けない理由を3つに分けて説明します。
永久歯が生える位置
本来は、乳歯(子どもの歯)の下から永久歯が生えるため、押し出されるように乳歯は抜け落ちます。
しかし、まれに永久歯が乳歯の少し内側から生えたり、八重歯のように位置がズレて生えたりすると、乳歯はいつまでも抜けない可能性があります。
永久歯の成長が遅れている
永久歯が生える時期になると、乳歯の根っこは自然と溶かされます。
そうなることで、乳歯は顎の骨に自立することが難しくなり、グラグラと動くのです。
ただし、永久歯の成長が遅れると、乳歯の根っこがしっかり残っているため、なかなか抜けないというお子さまもいらっしゃいます。
先天性欠如
中心の歯から数えて、2番目や5番目に多くみられる「先天性欠如歯」は、何らかの理由で生まれつき歯が作られないことで起こります。
何番目の乳歯が抜け落ちないかで、判断する基準にしましょう。
このようなケースでは、乳歯を抜くことなく生涯にわたり使います。
子どもの歯がグラグラのときの対応
ここからは、子どもの歯がグラグラしたときの対応を解説します。
グラグラと乳歯が動くと、お子さまは気になって舌で触りたくなるものです。
ただし、舌で触る癖がつくと、強く押してしまうことで歯並びに悪影響をおよぼします。
また、舌で触っているときに、乳歯が抜け落ちて誤って飲み込むリスクもありますので、「自然と抜けるのを待とうね」と舌で触らないように促しましょう。
乳歯が動きはじめてすぐに抜けることはまれですので、2ヶ月くらいは様子をみても大丈夫です。
また、生え変わったばかりの歯は2〜4年はやわらかく、むし歯のリスクが高まりますので、トラブルがなくても小児歯科で定期検診を受けましょう。
(出典:厚生労働省e-ヘルスネット_ 子供のむし歯の特徴と有病状況 より) >
お子さまの歯が抜けない…と心配であれば小児歯科へ
湯島駅徒歩5分の歯科【湯島天神みか歯科クリニック】は、歯科用CTを完備していますので、必要があれば乳歯、永久歯を立体的に映し出して精密な状態を把握することが可能です。
また、お子さまが動く乳歯を気にして、舌で触る癖がありましたら、小児歯科へご相談ください。
歯並びなどに影響すると判断した場合には、自然に抜けるのを待たずに抜歯します。
当院は、土曜17時半まで診療を行っており、キッズコーナーを完備していますので、平日お忙しい方もお子さまとご一緒にお越しください。